大和証券のIPOルールをしっかり把握できていますか?
「どのような抽選方法を採用しているの?」
「資金ルールはどうなっているの?」
IPOルールが曖昧になってしまっている人もいるかもしれません。
大和証券は同一資金での複数銘柄への申込が可能であったり、当選確率が変動するチャンス抽選が採用されていたりするので、これらの点をしっかりチェックしておきましょう。非効率なIPO投資をしている可能性がありますからね。
そこで今回は、大和証券のIPO取引ルール(抽選方法・資金関係)や幹事実績、手数料などを余す事無く紹介していきたいと思います。
なお、以下に大和証券のIPOルールなどをまとめていますので、ササッとポイントだけ押さえたいという人は利用してくださいね。
証券会社 | 大和証券 | ||
---|---|---|---|
抽選配分 | 15%~25% | 抽選時資金 | 必要 |
抽選方法 | 完全平等抽選 チャンス抽選 |
入金時期 | 抽選申込時 |
ペナルティ | なし | 資金拘束 | 購入申込時 |
抽選結果 | 当選・補欠・選外 | 同一資金 | 可能 |
発表時間 | 翌営業日早朝 | 口座開設数 | 321万 |
主幹事実績 | 2016年 | 2017年 | 2018年 |
15件 | 19件 | 13件 | |
幹事実績 | 34件 | 41件 | 31件 |
売買手数料 (1注文毎) |
10万円 | 20万円 | 30万円 |
1,000円 | 1,000円 | 1,035円 | |
40万円 | 50万円 | 100万円 | |
1,380円 | 1,725円 | 3,450円 | |
即時入金 | 三菱UFJ銀行・三井住友銀行 他3行 | ||
NISAでIPO | NISA口座・ジュニアNISA口座共に抽選に参加可能 | ||
コメント | 大手の中では最も高い抽選配分設定。株主優待を利用してお得にチャンス抽選を! |
大和証券でIPO投資を始めるにはまず口座を開設する必要があります。口座開設手続き自体は5分程度で完了します。口座開設ページへのリンクを以下に用意しているのでご利用ください。
大和証券のIPOルール
では、さっそく大和証券のIPO取引ルールについて見ていきましょう。抽選編と資金編に分けて紹介していくので、それぞれチェックしてくださいね。
抽選編
まずは大和証券の「抽選ルール」から見ていきます。
抽選方法は「完全平等抽選」と「チャンス抽選」の2段階制
大和証券では「完全平等抽選」と「チャンス抽選」の2つの抽選方法を採用しています。
- 完全平等抽選:保有資産等に関係なく、抽選参加者全員の当選確率が同一となる抽選
- チャンス抽選:ステージ又は保有ポイント残高に基づいて、当選確率が変動する抽選
抽選の順序は、完全平等抽選が先に行われ、その抽選で落選した人を対象にチャンス抽選が行われます。
チャンス抽選では、上位のステージであるほど又はポイント残高が多いほど、抽選回数が多くなる優遇抽選が行われます。
ステージ又はポイント残高に応じて受けられる抽選回数がこちら。
ステージ | 抽選回数 | ポイント残高 | 抽選回数 |
---|---|---|---|
プレミア プラチナ | 10回 | 10,000pt以上 | 10回 |
8,000pt以上 | 8回 | ||
プレミア ゴールド | 5回 | 6,000pt以上 | 6回 |
4,000pt以上 | 4回 | ||
プレミア シルバー | 3回 | 2,000pt以上 | 3回 |
1,000pt以上 | 2回 | ||
ステージ無し | 1回 | 1,000pt未満 | 1回 |
最大で10回のチャンス抽選を受けられるので、最上位のステージ又は10,000ポイント以上であれば、単純に最下層の人の10倍の当選確率になります。
では、チャンス抽選の肝となる「プレミアムサービスのステージ」と「ポイントプログラム」について見ていきますね。
まずプレミアムサービスの対象となるには「大和証券総合取引口座」と「大和ネクスト銀行口座」の両方を開設している必要があります。そして、預り資産評価額に応じてステージ分けが行われます。
ステージ | 資産評価額 |
---|---|
プレミア プラチナ | 5,000万円以上 |
プレミア ゴールド | 3,000万円以上5,000万円未満 |
プレミア シルバー | 1,000万円以上3,000万円未満 |
無し | 1,000万円未満 |
ステージの判定は月末営業日に行われ、翌月から1年間がサービス適用期間となります。また、サービス適用期間中に月末営業日時点で上位ステージの条件を満たした場合は、翌月から当初のサービス適用期間が終了するまで上位ステージのサービスが適用されます。
ステージの条件を満たさなくなったとしても、下位ステージへの移行やサービス適用の中止にはなりません。サービス適用期間が終了するまで現在のステージが継続されます。
続いて、大和証券のポイントプログラムについてです。大和証券のポイントは取引実績に応じて貯める事ができます。
- 月間の売買手数料:10,800円(税込)毎に100ポイント
- 月間の債権の買付金額:100万円毎に100ポイント
ポイントの有効期限は、獲得した年の翌々年の12月末の営業日までです。2年から3年といった感じですね。カタログ商品等と交換できるのでポイントが無駄になる事はありません。
なお、ゴールドステージの人はポイント付与率が10%UPし、プラチナステージの人は20%UPします。また、両ステージではポイントの有効期限が無期限となります。
大和証券でIPOに当選するために、このチャンス抽選をうまく利用してくださいね。
抽選配分は15%~25%
大和証券では、割当を受けた株式の15%~25%を抽選により配分するルールとなっています。
個人のお客様への販売予定数量のうち15%~25%を、抽選により個人のお客様に配分させていただきます。
(引用:大和証券「株式等の配分に係る基本方針」)
“15%~25%”という数値は完全平等抽選とチャンス抽選の合計ではありますが、店舗型の証券会社ではかなり多い抽選配分設定となっています(ほとんどの証券会社が10%ですからね)。まあネット証券は抽選配分を100%としているところばかりなのでそれらと比べると「・・・」という感じですが。
で、完全平等抽選とチャンス抽選のそれぞれの割合は以下の通りです。
- 完全平等抽選・・・10%~15% *1
- チャンス抽選・・・5%~10% *2
*2 IPOの抽選申込数量が、個人のお客さまへの販売予定数量に満たない場合、5%となります。
ちなみに、残りの株数75%~85%は抽選によらない配分(裁量配分)へ回されます。コンサルティングコースを選択している人は、この「抽選によらない配分」と「オンライントレードでの抽選」の両方に申し込む事ができます(抽選によらな配分は店頭での申込)。
複数単元の当選はない!~申込株数は100株で固定~
大和証券のIPO抽選参加サービスでは、申込株数が1単元(100株)に固定されており、2単元以上の申し込みはできません。そのため、当選するのも1単元までです。複数単元の当選はありません。
幅広いお客様への配分を可能にするため、お申込み数量及び当選数量は最低単元株数とさせていただきます。
(引用:大和証券「株式等の配分に係る基本方針」)
抽選結果は当選(チャンス当選)・補欠・選外の3ターン~発表は価格決定日の翌営業日早朝~
大和証券では、抽選結果の表示内容が以下の3パターンとなっています。
- 当選又はチャンス当選
- 補欠当選
- 選外(=落選)
補欠当選は完全平等抽選とチャンス抽選にて落選した人の中から決定されます。当選者から辞退者が現れた場合に、購入申込を行った補欠当選者の中から繰上当選者を再度抽選にて決定します。基本的には繰上当選を狙っていくべきですが、状況次第では回避した方が良い場合もあります。この点については以下の記事を参考に判断してみてくださいね。
当選辞退に対するペナルティなし
一部の証券会社では、当選辞退をすると一定期間IPOの申込ができなくなるなどのペナルティを課すところがありますが、大和証券ではペナルティそのものがありません。
そのため、もし公募割れしそうな銘柄を掴んでしまった場合には、ペナルティを気にせず、思い切って当選辞退をするのもアリだと思います。
資金編
では、続いて大和証券の資金ルールについて見ていきましょう。
入金のタイミングは抽選申込時
大和証券の入金タイミングは「抽選申込時」です。抽選に参加するにあたって必要金額を大和証券へ入金しておく必要があります。
抽選申込期間最終日は、締切時間が午前11時となっているので、時間に余裕をもって入金・抽選参加手続きを行ってくださいね(銘柄によって異なる場合があります)。
なお、抽選申込時点では資金の拘束を受けません。
資金拘束を受けるタイミングは購入申込時
大和証券の資金拘束タイミングは「購入申込時」です。当選・補欠当選した時点では資金の拘束を受けません。
なお、補欠当選で購入申込を行った場合もその時点で資金拘束を受けます。繰上抽選の結果、落選となれば拘束された資金が開放されます。
同一資金で複数銘柄への抽選申込が可能
大和証券では資金拘束を受けるタイミングが「購入申込時」なので、抽選を受ける時点で買付余力が減る事はありません。
そのため、複数の銘柄のブックビルディング期間が重なっていても同一資金で複数銘柄の抽選を受ける事ができます。
このように必要資金が最大である銘柄の資金だけ入金しておけば、その他の銘柄の抽選にも参加できるので資金効率をUPさせる事ができます。幹事実績が豊富な大和証券でこうした事ができるのは嬉しいですね。
なお、大和証券以外にも同一資金で複数のIPO銘柄の抽選に参加できる証券会社があります。以下の記事にまとめているので併せてチェックしてみてくださいね。
大和証券のIPO主幹事・幹事実績
続いて、大和証券のIPO取り扱い件数について見てみましょう。
2016年~2018年における主幹事・幹事実績がこちらです。
2016年 | 2017年 | 2018年 | |
---|---|---|---|
主幹事実績 | 15件 | 19件 | 13件 |
幹事実績 | 34件 | 41件 | 31件 |
IPO全体件数 | 83件 | 90件 | 90件 |
毎年10件~20件程度の主幹事を務める大和証券。IPO全体件数と比較すれば少なく感じる人もいるかもしれませんが、各証券会社の主幹事実績をランキング化すると毎年TOP5に入ってくるほどの実績なんですね。
また、幹事実績も含めると、新規上場銘柄の3割~4割のIPOを毎年取り扱っている事になります。
このように、大和証券はIPOの抽選に参加できる機会が多い証券会社なので、まだ口座を開設していない人は検討してみてくださいね。
大和証券の手数料
続いて、大和証券の「口座管理料」「売買手数料」及び「入出金手数料」について紹介していきます。
口座管理料
大和証券では、株式や外国証券の預りには口座管理料が発生します。金額は以下の通りです(年間・税抜)。
- 国内株式・・・1,500円
- 外国証券・・・3,000円
- 株式累積投資・・・3,000円
ただ、以下のいずれかの条件をクリアすれば、口座管理料が無料になります。
- eメンバーに加入
- プレミアサービスの適用
- 預り資産評価額1,000万円以上
■eメンバーに加入
eメンバーに加入すると、国内株式の預かりに関する口座管理料が無料になります。
加入条件は以下の通りです。
- 報告書電子交付の一括申込
- 証券総合サービスへの加入
- オンライントレードの契約
大和証券には「ダイレクトコース」と「コンサルティングコース」の2つの取引コースがありますが、ダイレクトコースを選択する場合にはこのeメンバーへの加入が必須条件となっています。
つまり、口座開設時にダイレクトコースを指定すれば、eメンバーへの加入条件を全て満たすように手続きが行なわれるので、口座開設時から国内株式に関する口座管理料が無料になります。
もちろんコンサルティングコースでもeメンバーに加入できるので、各種申込を検討してみてくださいね。
■プレミアムサービスの適用
プレミアムサービスが適用されれば口座管理料が無料になります。
- シルバーステージ・・・国内株式に関する口座管理料が無料
- ゴールド・プラチナステージ・・・全ての口座管理料が無料
プレミアムサービスの適用条件については「抽選方法」で紹介した通りです。
■預り資産評価額1,000万円以上
口座管理料を支払う月の前月末における資産評価額が一定額以上であれば、口座管理料が無料になります。
- 1,000万円以上・・・国内株式に関する口座管理料が無料
- 3,000万円以上・・・全ての口座管理料が無料
ちなみに、預り資産評価額には、大和証券での保険契約及び大和ネクスト銀行の預金残高も含まれます。
eメンバーへの加入が一番簡単な条件となっているので、口座管理料を無料にするために申込を行っておきましょう。
売買手数料
大和証券では、現物株式取引の売買手数料プランとして「1約定毎に手数料が発生するプラン」と「ハッスルレート(1日定額プラン)」の2種類が用意されています。
それぞれの手数料体系は以下の通りです(2018年11月時点、税抜、ダイワ・ダイレクトコースかつインターネット取引の場合)。
■1約定毎に手数料が発生するプラン
約定金額 | 売買手数料 |
---|---|
100万円まで | 0.345% |
500万円まで | 0.264%+810円 |
1,000万円まで | 0.195%+4,260円 |
3,000万円まで | 0.157%+8,060円 |
5,000万円まで | 0.09%+28,160円 |
1億円まで | 73,160円 |
5億円まで | 100,160円 |
10億円まで | 130,160円 |
以後5億円毎に | 30,000円加算 |
■ハッスルレート
約定金額合計 | 売買手数料 |
---|---|
300万円 | 3,000円 |
以後300万円毎に | 3,000円加算 |
このように2つのプランがありますが、IPO投資を軸に考えるなら1約定毎のプランを選択しておきましょう。こちらのプランの方がお得になるケースが多いですからね。
ちなみに、大和証券の手数料体系は割高な設定になっています。IPO投資以外にも取引を行う人は、他証券との比較も行っておきましょう。
入出金手数料
次に紹介するのは入出金時の振込手数料についてです。
まずは大和証券の口座へ入金する際の「入金方法」と「それぞれの振込手数料」及び「入金が即時反映されるか否か」について見ていきます。
入金方法 | 手数料 | 即時反映 |
---|---|---|
オンライントレード入金 | 無料 | 6:00~19:50:即時 19:50~翌3:00:翌営業日 |
銀行振込 | 負担 | 確認次第 |
大和カード入金 | 無料 | 即時 |
大和ネクスト銀行へ入金 * | 負担 | 即時 |
大和証券へ入金するなら、基本的に入金が即時反映され、手数料が無料の「オンライントレード入金」がオススメです。当該サービスに対応している金融機関は以下の通りです。
- ゆうちょ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- ジャパンネット銀行
振込手数料を取られるのは勿体無いので、上記いずれかの銀行口座を利用するようにしましょう。なお、オンライントレード入金を利用するにはネットバンキングの契約が必要です。
では続いて、大和証券の口座からの出金についてです。出金方法は以下の4つ。
- オンライントレード出金
- 銀行振込
- 大和カード出金
- 大和ネクスト銀行から出金
出金時には大和ネクスト銀行が便利なので、大和証券の口座開設時に一緒に開設しておきましょう。
■オンライントレード出金
大和証券のオンライントレード画面から出金指示を行います。手数料はコンサルティングコースが無料、ダイレクトコースが3,000円未満の振込が無料となっています(eメンバーの人は振込金額に関係なく無料)。なお、利用可能回数は、1送金日1回までです(1金融機関あたり)。
利用可能な時間帯は以下の通りです。
(参考:大和証券「オンライントレード出金」)
振込先の口座へ出金が反映されるのは正午頃です。
■銀行振込
取扱窓口へ電話連絡をして出金する方法です。取扱窓口はオンライントレードのTOP画面に表示されています。
手数料はコンサルティングコース(証券総合サービス限定)が無料、ダイレクトコースが3,000円未満の振込が無料となっています。
出金予定日の前日15時までに連絡すれば、予定通り出金が行われます。
■大和カード出金
大和証券カードでATMから出金する方法です。手数料はセブン銀行ATMの一部の時間帯で無料となっています。
利用可能なATMと手数料はこちらを参考にしてください。
■大和ネクスト銀行から出金
大和ネクスト銀行から銀行口座へ出金する方法です。大和証券にログインすれば、大和ネクスト銀行へログイン不要でアクセスできます。
手数料は、他行の本人名義口座へ出金する場合、回数に制限なく無料です(楽天銀行と新生銀行は3回まで無料)。他人名義口座へ出金する場合は、月3回まで無料となっています。
受取人名の表示が可能な金融機関宛の出金であれば、平日18時まで即時反映されます。ただし、金融機関・口座の状況によっては、15時以降の出金が翌営業日扱いになる場合があります。また、左記以外の金融機関宛の出金は、平日15時までが当日振込となります。
NISA口座・ジュニアNISA口座共にIPO抽選に参加可能
大和証券ではNISA口座及びジュニアNISA口座を開設でき、両口座共にIPOの抽選に参加できます。
なお、NISA内で保有する資産についての口座管理料はかかりません。また、NISAの売買手数料にハッスルレートは適用されません。
大和証券でIPOに当たらない・・・という人へ
大和証券でIPOに当選するには、やはり「チャンス抽選」がカギになります。「抽選方法」の箇所で紹介した内容ですが、大事な事なのでもう一度ここで紹介しておきたいと思います(概要は省略します)。
チャンス抽選がカギとなる理由は、至って単純で「抽選回数が最大10回まで増加」するからです。いかにこの優遇抽選を活用できるかが、大和証券でのIPO当選のポイントになってきます。
チャンス抽選で優遇される条件は以下の2つです。
- プレミアムサービスのステージの適用
- ポイントプログラムの交換ポイント残高
これらのうちお得に優遇を受けられるのは「交換ポイント残高」です。とは言っても、売買手数料等でコツコツポイントを貯めていくわけではありません。利用するのは株主優待です。
大和証券グループ本社では、交換ポイントを株主優待として付与しています。保有株式数に応じて付与されるポイントは以下の通りです(2018年3月末の優待内容より)。
- 1,000株以上・・・2,000ポイント
- 3,000株以上・・・4,000ポイント
- 5,000株以上・・・5,000ポイント
- 10,000株以上・・・10,000ポイント
権利確定日が3月末と9月末の年2回あるので、2,000ポイントずつ貯めていっても2年半後にはチャンス抽選が10回受けられる10,000ポイントに到達します。ポイントの有効期限は獲得年の翌々年12月末までとなっていますが、期限が切れるポイント分を株主優待で補填すれば、残高10,000ポイントを維持する事が可能です。
なお、権利確定日に株主であれば良く、株式を保有し続ける必要はありません。株主優待をお得にゲットするクロス取引(同数・同額の信用売りと現物買い)という方法もありますが、取引方法とリスクを理解した上で行うようにしてください。
なるべく早くチャンス抽選の優遇を受けたい人は、プレミアムサービスのステージの適用を検討してください。月末毎にステージの判定を行ない、翌月からサービス適用となっていますからね。ただ1,000万円~5,000万円の資金が必要になります。資金を用意できる人は検討してくださいね。なおステージの判定を受けたら資金を他の証券会社に移しても大丈夫です。
また、プレミアムサービスの「家族プラス」を申し込めば、家族(2親等以内の血族)にも同等のサービスが適用されます。家族の方も大和証券でIPO投資をしているのであれば、プレミアムサービスでのチャンス抽選が優遇されるように申し込むのも1つの手です。それと、家族の方の”おこぼれ”を貰うのも1つの手段ですので、プレミアムサービスの適用を既に受けている人がいるか探してみてくださいね。
チャンス抽選を最大限に活用できるように「大和証券でIPOに当たらない・・・」と悩んでいる人は、利用できる方法を探ってみてください。
ちなみに、大和証券だけでなく、その他の証券会社からもIPO抽選に参加する事がIPO投資の基本です。口座開設数が少ない人は複数の証券会社から抽選に参加できるように準備を整えておきましょう。
大和証券のIPOルールまとめ
今回は大和証券のIPOルールなどについて紹介しました。
店頭販売を中心にしている証券会社の中では、IPOの抽選配分が高い証券会社です。また、主幹事・幹事実績も豊富なので、IPO投資においては必須の証券会社となっています。同一資金で複数のIPO銘柄の抽選に参加できるのも嬉しいポイントです。
そして、大和証券グループ本社の株主優待を利用すれば、チャンス抽選を受ける為のハードルがグッと低くなります。うまく活用してIPO抽選を有利に進めていってください。
最後に大和証券のIPOルールの特徴点をまとめておくのでチェックしておいてくださいね。
- 抽選方法は「完全平等抽選」と「チャンス抽選」
- 抽選配分は15%~25%
- 入金期限は「抽選申込時」、資金拘束時期は「購入申込時」
- 同一資金での複数銘柄への申込で資金効率UP
- 豊富なの主幹事・幹事実績