【IPO】日本ホスピスホールディングス(7061)のIPO情報!初値予想やスケジュール、主幹事などの情報を総まとめ!!

日本ホスピスホールディングスのIPO(出典:日本ホスピスホールディングス

日本ホスピスホールディングス株式会社の新規上場承認が発表されました。吸収金額は21.9億円とマザーズ上場銘柄としては中型のIPOとなります。主幹事は「野村證券」。

なお、3月8日時点の日本ホスピスホールディングスの初値予想は以下の通りです(想定価格は780円、仮条件は840円~1,000円、公開価格は1,000円)。

日本ホスピスホールディングスの初値予想
1,000円~1,300円(3月8日時点)

それでは、日本ホスピスホールディングスのIPO情報について見ていきましょう。

日本ホスピスホールディングスのIPO情報

銘柄 日本ホスピスホールディングス株式会社
(HPはこちら
上場承認日 2月22日
証券コード 7061
上場市場 マザーズ
単位株 100株
業種 サービス業
事業内容 在宅ホスピス事業

日本ホスピスホールディングスは、末期がん患者と難病患者を対象に「看取り」へ対応するケア(ターミナル(=終末期)ケア)を提供する在宅ホスピス事業を行っています。

高齢化社会となっている日本において、老年人口(65歳以上)の増加とともに死亡者数も増加傾向にあります。そうした環境下でターミナルケアは社会問題の1つであり、そこに焦点を当てて事業展開を行っているのが日本ホスピスホールディングスです。

なお、老年人口及び死亡者数の推移・推計は以下のようになっています。

老年人口と死亡者数の推移(出典:有価証券届出書

主な事業内容は、ホスピス住宅の提供とそれに併設または近接した介護事業所によるケアサービスの提供です。ホスピス住宅に入居できるのは末期がん患者や難病患者などに限定されています。また、自宅での療養生活を望む人向けに訪問看護などの在宅ホスピスサービスも提供しています。

ケアサービスを行うのは看護師を中心とした多職種チームのメンバーです。看護師以外にも介護士やリハビリ療養士、調理師などの専門スタッフがチームを組んでケアサービスを提供しています。

このように日本ホスピスホールディングスは、ホスピス住宅及び在宅での介護事業を行っています。これから益々日本社会は高齢化が加速していくと予測されているので、時代のニーズに沿った会社と言えそうですね。

それでは、想定価格やIPOスケジュールなどの情報について見ていきましょう。

【株価情報】想定価格・仮条件・初値

想定価格 780円
仮条件 840円~1,000円
公開価格 1,000円
初値(騰落率) 3月28日以降に決定
上場後の株価 Yahooファイナンス

【公開規模】公開株数・吸収金額・比率

公開株数 *1 2,185,000株
公募株数 350,000株
売出株数 1,550,000株
OA 285,000株
吸収金額 *2 21.9億円
公募・売出比率 *3 公募:売出=18:82

*1 公募株数、売出株数及びOA(オーバーアロットメント)の売出株数の合計
*2 公開価格(1,000円)で計算
*3 OA(オーバーアロットメント)分は含めていません

【ロックアップ情報】

大株主上位10名の所有株数とロックアップの状況です。

下記表の所有株数は売出株数を控除した上場日時点の株数を表しています。目論見書に記載されている株主の状況とは異なるのでご注意ください。
株主 所有株数 ロックアップ
J-STAR二号投資事業有限責任組合 3,106,900株 *1 90日間
WIDWEST MINATO L.P. 1,160,400株 *1 90日間
Pacific Minato Ⅱ,L.P. 1,076,700株 *1 90日間
高橋 正 200,000株 90日間

*1 オーバーアロットメントによる売出株数285,000株(三者の合計)を含む

上記大株主以外のロックアップも考慮すると、上場日における売り圧力はおおよそ以下のようになります。

■上場日時点の売り圧力

上場時発行済株式総数 7,444,000株
ロックアップ対象株数 5,544,000株
上場日時点の売却可能株数 2,185,000株

注1:オーバーアロットメントによる売出株数285,000株を「ロックアップ対象株数」「売却可能株数」両方に含めているので、合算した数値は発行済株式総数と一致しません。

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【主幹事・幹事情報】当選を狙える証券会社はココ!

引受幹事 割当株数 抽選対象株数 *1
(抽選配分割合)
野村證券
主幹事
1,995,000株 199,500株
(10%)
SBI証券 38,000株 15,200株~19,000株
(40%~50% *2
岡三証券 38,000株 38,000株
(100% *3
静銀ティーエム証券 19,000株 ネット抽選なし
岩井コスモ証券 19,000株 1,900株
(10%)
エース証券 19,000株 ネット抽選なし
いちよし証券 19,000株 1,900株
(10%)
松井証券 19,000株 13,300株
(70%)
マネックス証券 19,000株 19,000株
(100%)
裏幹事 岡三オンライン証券
*1 各証券会社の抽選配分割合等のIPOルールに基づいて計算した予想株数です。参考として利用してください。
*2 資金比例抽選分は28%~35%、IPOチャレンジポイント分は12%~15%
*3 完全平等抽選分は10%、ステージ抽選分は90%

公開株数は2,185,000株。比較的多めの株数となっているので、そこそこ当選しやすいIPOです。

そうした中で当選期待度が最も高いのは、やはり主幹事の「野村證券」です。割当株数は圧倒的に多くなるので、日本ホスピスホールディングスの当選を狙うなら外せない証券会社です。資金不要で抽選に参加できます。

なお今回、野村證券以外にも資金不要で抽選に参加できる証券会社が3つあります。いちよし証券松井証券岡三オンライン証券の3社です。特に松井証券は抽選配分割合が高いので、その他の幹事証券を含めてもオススメの証券会社です。

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そして、主幹事の次に当選に期待できる証券会社は「マネックス証券」です。抽選配分割合100%なので割当株数が少なくても抽選対象株数はかなりの数になります。しかも完全平等抽選なので、資産等に関係なく当選のチャンスがあります。

3番目に当選を期待できるのが「SBI証券」です。上位幹事に名を連ねているので、割当株数は多くなるでしょう。抽選配分割合も高いですし、当選を狙うならSBI証券も外せません。また、IPOチャレンジポイントを貯める意味でも申込は必須ですね。

【IPOスケジュール】抽選申込期間・抽選日・購入申込期間

日本ホスピスホールディングスのIPOスケジュール
仮条件決定日 3月8日
抽選申込期間 3月11日~3月15日
抽選日(前期) 3月18日
購入申込期間 3月19日~3月25日
上場日 3月28日
* 抽選申込期間及び購入申込期間は、証券会社によって微妙に異なります。詳細は各証券会社にて確認してください。
後期型の証券会社である岩井コスモ証券が幹事入りしています。カレンダーにも記載しているように、その他の前期型証券会社と抽選日が異なるので、以下に別途記載しておきます。
・岩井コスモ証券の抽選日・・・3月22日

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なお、フレアスNATTY SWANKYとブックビルディング期間が被っているので、これらの銘柄のIPOスケジュールも併せて確認しておきましょう。

【財務・業績】

単位:千円
決算期 2015年12月 2016年12月 2017年12月
売上高 連結 1,895,428
単体 93,000
経常利益 連結 -40,821
単体 2,401
当期純利益 連結 -60,490
単体 1,611
純資産 連結 214,244
単体 384,713

■1株当たりの情報

単位:円
決算期 2015年12月 2016年12月 2017年12月
EPS 連結 -9.70
単体 0.25
BPS 連結 29.38
単体 53.41
配当 連結
単体

日本ホスピスホールディングスは2017年1月4日に株式移転によりナースコール株式会社の完全親会社として設立されてました。そのため、主要な経営指標は2017年12月期のみとなっています。

これだけでは分かりにくいと思うので、株式移転前の実質的な統括会社であったナースコール株式会社の主な経営指標を含めた推移グラフの画像を以下に貼付しておきます。

日本ホスピスHDの主な経営成績の推移(出典:有価証券届出書

日本ホスピスホールディングスのIPO初値予想

まずおおまかな所見を述べると、日本ホスピスホールディングスの初値は「公開価格近辺」になると予想しています。公募割れの可能性もやや有りです。

初値に関するプラス要素は、「想定価格」と「上場市場」の2点です。

想定価格についてですが、日本ホスピスホールディングスの想定価格は780円となっており、1,000円未満の価格設定になっているのがポイントです。仮条件及び公開価格がどうなるかにもよりますが、過去3年間(2016年~2018年)では公開価格が1,000円未満となったIPO28件のうち公募割れとなったのは1銘柄のみです。

そして「上場市場」です。日本ホスピスホールディングスが上場するのはマザーズです。マザーズへのIPOは勝率が高く、騰落率も高くなる傾向があります。実際に過去3年間(2016年~2018年)における結果は、勝率93.41%平均初値騰落率+120.42%となっています。

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一方、初値に関するマイナス要素は、「公開規模」「VC(ベンチャーキャピタル)」「売出株数」及び「同時上場」です。

まず公開規模についてですが、吸収金額は仮条件(840円~1,000円)の上限価格ベースで21.9億円とマザーズ上場銘柄では中型サイズとなっています。公開株数もやや多めの2,185,000株です。売り圧力がやや大きいのは気になるところです。

また、公開株数2,185,000株に対して売出株数が1,550,000株と多い点も気になります。出口戦略感が漂うIPOは敬遠されやすいので、需給面に悪影響を及ぼす可能性があります。

そして上位株主にVCが存在している点もマイナスです。売出人にもなっているので、VCによる出口戦略のためのIPOと投資家に受け取られる可能性が高いです。また、期間のみのロックアップが掛かっているものの、VCの保有株数はかなりの量が残っているので、投機的な買いは入っても投資的な買いは入りにくいかもしれません。

最後に需給面をより厳しくするのが「3社同時上場」という点です。日本ホスピスホールディングスが上場する3月28日には、「フレアス」と「NATTY SWANKY」も上場日を迎えます。投資資金が3銘柄に分散してしまうのは痛いところです。

こうした事をトータルで考慮して、IPOタイムズとしての初値予想は現時点で以下の通りとしています(想定価格は780円、仮条件は840円~1,000円、公開価格は1,000円)。

日本ホスピスホールディングスの初値予想
1,000円~1,300円(3月8日時点)
仮条件が想定価格に対して+7.7%~+28.2%と強気の設定になったので、3月6日時点の初値予想「740円~930円」を上記の通り上方修正しています。
初値のプラス要素 初値のマイナス要素
低い想定価格 やや重たい公開規模
マザーズへの上場 VCあり
強気の仮条件 多めの売出株数
3社同時上場

まとめ

今回は日本ホスピスホールディングスのIPOについて紹介しました。

日本ホスピスホールディングスの初値は、緩い需給面の影響を受けて、大きく上昇する事は期待できません。また3社同時上場という事もあり、公募割れのリスクもあります。そうした事を考慮して抽選参加スタンスを決定する事をオススメします。

では、最後に日本ホスピスホールディングスのIPOにおいてオススメの証券会社を一覧で紹介しておくので参考にしてくださいね。なお、SMBC日興証券は当選後の辞退にペナルティがあるので注意してください。

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