上場市場別のIPO結果一覧~圧倒的人気と安定感があるのはマザーズ・ジャスダック銘柄~

上場市場別IPO結果

IPO銘柄を分析する上で1つの指標となるのが「上場市場」です。どの市場に上場するのか?という事ですね。

2019年1月現在の上場市場の一覧がこちらです。なお、ほぼ全ての銘柄が東証のいずれかの市場に上場しています。

  • 東証(1部・2部・マザーズ・ジャスダック)
  • 名証(1部・2部・セントレックス)
  • 札証(本則・アンビシャス)
  • 福証(本則・Q-Board)

これらの上場市場毎にIPOの初値結果を分析すると、ある傾向が浮かび上がってくるので、IPO投資の参考にしてください。

では、上場市場別にIPOの結果を一覧で見ていきましょう。

上場市場別のIPO件数及び初値結果一覧

まずは2016年~2018年に上場した263件のIPOの上場市場別データです。

上場市場件数勝率
騰落率
東証1部26件46.2%
(14件)
8.25%
東証2部18件66.7%
(6件)
16.02%
ジャスダック46件97.8%
(1件)
99.73%
マザーズ167件93.41%
(11件)
120.42%
名証1部0件
名証2部3件100%
(0件)
22.91%
セントレックス0件
札証本則0件
アンビシャス3件100%
(0件)
76.05%
福証本則0件
Q-Board0件
・東証と地方市場に同時上場する銘柄については、東証にのみ件数としてカウントしています。
・勝率は「初値>公募価格」となった件数の割合を表しています。
・勝率欄の()内の数字は公募割れとなったIPOの件数を表しています。
・騰落率は初値騰落率の平均値を表しています。

以下の年別の表も同じです。

続いて、年単位でのデータも見ておきましょう。

2018年のデータ

2018年に上場した90件のIPOの上場市場別のデータがこちらです。

上場市場件数勝率騰落率
東証1部7件42.9%
(4件)
7.75%
東証2部5件60.0%
(2件)
22.82%
ジャスダック14件100%
(0件)
81.42%
マザーズ63件93.7%
(3件)
128.90%
名証1部0件
名証2部0件
セントレックス0件
札証本則0件
アンビシャス1件100%
(0件)
22.57%
福証本則0件
Q-Board0件

【2018年】IPOの初値結果一覧~初値・騰落率・損益まとめ~

2019.01.31

2017年のデータ

2017年に上場した90件のIPOの上場市場別のデータがこちらです。

上場市場件数勝率騰落率
東証1部11件54.5%
(5件)
12.53%
東証2部8件75.0%
(2件)
22.47%
ジャスダック18件100%
(0件)
126.15%
マザーズ50件98.0%
(1件)
145.68%
名証1部0件
名証2部1件100%
(0件)
53.85%
セントレックス0件
札証本則0件
アンビシャス2件100%
(0件)
102.80%
福証本則0件
Q-Board0件

【2017年】IPOの初値結果一覧~初値・騰落率・損益まとめ~

2019.01.31

2016年のデータ

2016年に上場した83件のIPOの上場市場別のデータがこちらです。

上場市場件数勝率騰落率
東証1部8件37.5%
(5件)
4.46%
東証2部5件60.0%
(2件)
-1.10%
ジャスダック14件85.7%
(1件)
82.19%
マザーズ54件87.0%
(7件)
87.61%
名証1部0件
名証2部2件100%
(0件)
7.45%
セントレックス0件
札証本則0件
アンビシャス0件
福証本則0件
Q-Board0件

【2016年】IPOの初値結果一覧~初値・騰落率・損益まとめ~

2019.01.31

分析まとめ~マザーズ・ジャスダックのIPO銘柄が人気・安定共に抜群の結果~

直近3年間及び年別共に上場市場別のIPO結果には以下の傾向が現れています。

  • マザーズ・ジャスダックは勝率・初値騰落率が高い!
  • 東証1部・東証2部は勝率・初値騰落率が低い!

マザーズ・ジャスダック共に、勝率が90%以上、平均初値騰落率が100%前後となっています。

その理由として考えられるのが以下の3点です。

  • 上場後の成長が期待される企業が上場する新興市場である事
  • 独自の技術・サービス・商品などを有する企業が上場する事
  • 吸収金額・公開株数など上場規模が小型案件の銘柄が多い事

こうした事からマザーズ・ジャスダックのIPO銘柄に人気が集まりやすく、初値が飛びやすくなっているんですね。

逆に、東証1部や東証2部に上場するIPOは芳しくない結果となっています。大型案件である事が最大の要因です。また成熟段階の企業が多く急成長もあまり期待できないという点も要因の1つです。

もちろん上場市場だけで全てが判断できるわけではありません。しかし、今回紹介したように、特徴的な傾向が初値結果に現れているので、次回のIPO投資の参考にしてくださいね。

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