資金移動を無料かつスムーズに!IPOにオススメの銀行はココ!

IPOにおすすめの銀行

ほとんどの証券会社では、入金方法として「即時入金サービス」が導入されています。振込手数料が無料になり、証券口座への入金が即時に反映されます。資金移動をする時に必ず利用したい方法です。

即時入金サービスとは
証券会社の取引画面経由で銀行口座から証券口座へ資金を移動させる入金方法です。利用する銀行口座にてネットバンキング契約が必要です。なお、証券会社によってサービス名が異なります。

ただ、実際に資金移動をしようとした時に、証券会社によって即時入金サービスが利用出来たり、出来なかったりした経験はありませんか?

実は、この即時入金サービスは証券会社毎に提携している銀行が異なるのです。つまり、利用している銀行口座によって、即時入金サービスを利用できる証券会社の数が変わってきます。

即時入金サービスを利用できなければ、基本的に振込手数料を負担しなければならない銀行振込を利用する事になります。1回当たり108円~432円ほどの手数料がかかるので、年間の負担額はかなりの金額になってしまいます。

また、銀行振込だと証券口座へ入金が反映されるのに時間を要するので、抽選申込や購入申込に間に合わないなんて事も起こり得ます。

そのため、IPO投資専用に銀行口座を選ぶ事は非常に重要です。保有する証券口座の数が増えるほど、資金移動を頻繁に行う事になるので銀行選びの重要度は増していきます。

そこで、今回はIPO投資にオススメの銀行を紹介します。資金移動を無料かつスムーズに行うために、多くの証券会社と提携している銀行を選ぶようにしましょう。

資金移動を面倒臭いと感じる人にオススメ
松井証券ではなんと資金不要で抽選を受けられます。当選時のみ資金移動を行えば良いので、抽選を受けるにあたって手間がかかりませんし、また資金効率をグッとUPさせる事もできます。まだ口座を持っていない人は開設を検討してみてくださいね。

IPOにオススメの銀行はココ!

ズバリ結論を先に言うと、IPOにオススメの銀行は「三菱UFJ銀行」です。オススメする理由は即時入金サービスを提携している証券会社の数が最も多いからです。

24の証券会社(IPOの幹事実績が豊富な証券会社やネット証券など)の即時入金サービスの対応状況を調査したところ、当該サービスの無い3社を除き、全ての証券会社と提携しているのは三菱UFJ銀行だけでした(即時入金サービスの対応一覧表を見たい人はこちら)。

三菱UFJ銀行の口座を持っていれば、一部の証券会社を除き、どの証券会社が幹事になっても、振込手数料無料でスムーズに資金移動をする事ができます。

IPO投資を始めたばかりの人もそうでない人も、ゆくゆくは保有する証券口座数を増やしていく事になると思うので、今のうちに三菱UFJ銀行の口座を開設しておきましょう。

ネットで簡単に口座開設ができます~ネットバンキングも同時開設可能~

三菱UFJ銀行の口座開設をする方法は以下の5種類です。

口座開設方法開設に要する期間
スマホ1週間
パソコン1週間
テレビ窓口即日
店頭即日
郵送3~4週間
テレビ窓口及び店頭では、即日口座開設が出来ますが、キャッシュカードが手元に届くまでに約1週間の期間を要します。

スマホ・パソコンで口座開設ができるので非常に便利ですね。必要事項を入力して、本人確認書類をアップロードするだけですので、時間にして5分~10分で手続きが完了します。

即時入金サービスを利用するには、三菱UFJ銀行のインターネットバンキング「三菱UFJダイレクト」の申込が必要です。口座開設と同時に申し込めるので、一緒に手続きを行っておきましょう(スマホ・パソコンから口座開設をする際は自動的に申込が行われます)。

なお、スマホ・パソコンでの口座開設に本人確認書類として利用できるのは以下の書類です(いずれか1つ)。

  • 運転免許証
  • 個人番号カード
  • 健康保険証(カードタイプのみ可)

上記以外の本人確認書類(パスポートや住民票など)で口座開設を希望される人は、店頭・郵送で口座開設を行ってください。

なお、口座開設が完了したら、既に口座を保有している証券会社の振込先金融機関口座を三菱UFJ銀行に変更しておきましょう。複数登録できる証券会社では新規登録をしてくださいね。各証券会社の取引画面から簡単に行う事ができます。

【参考】各証券会社の即時入金対応一覧表

三菱UFJ銀行以外の銀行の即時入金対応状況を知りたい人もいると思うので、以下に24の証券会社の即時入金サービス対応一覧表を載せておきます(2018年12月20日時点)。

一覧表の見方
一覧表の縦列に記載されているのは「銀行」です。同じく横列は「証券会社」です。見やすくするために、縦・横列の途中に「銀行」「証券会社」の欄を挿入しています。

パソコンで見ている人は、マウス・キーボードの機能又は表下に設置しているスクロールバーで横へとスクロールする事ができます。スマホ・タブレットで見ている人は、画面をスワイプする事により横へスクロールする事ができます

一覧表に記載されている「○」「×」はそれぞれ「○:提携」「×:未提携」を意味します。

銀行/証券 SBI みずほ証券 日興 マネックス 岡三 岡三オンライン 野村 岩井コスモ 銀行/証券 大和 いちよし 東海東京 カブコム 三菱UFJモルガン アイザワ 東洋 丸三 銀行/証券 むさし HS 楽天証券 松井 ライブ GMOクリック証券 立花 DMM 銀行/証券
三菱UFJ × 三菱UFJ × × 三菱UFJ 三菱UFJ
三井住友 × 三井住友 × × × × 三井住友 三井住友
ゆうちょ × ゆうちょ × × × × ゆうちょ ゆうちょ
みずほ銀行 × みずほ銀行 × × × × × × みずほ銀行 × みずほ銀行
ジャパンネット × ジャパンネット × × × × × × ジャパンネット × ジャパンネット
楽天銀行 × × × 楽天銀行 × × × × × × × 楽天銀行 × × 楽天銀行
銀行/証券 SBI みずほ証券 日興 マネックス 岡三 岡三オンライン 野村 岩井コスモ 銀行/証券 大和 いちよし 東海東京 カブコム 三菱UFJモルガン アイザワ 東洋 丸三 銀行/証券 むさし HS 楽天証券 松井 ライブ GMOクリック証券 立花 DMM 銀行/証券
りそな銀行 × × × りそな銀行 × × × × × × × × りそな銀行 × × りそな銀行
埼玉りそな銀行 × × × 埼玉りそな銀行 × × × × × × × × 埼玉りそな銀行 × × 埼玉りそな銀行
住信SBIネット × × × × × 住信SBIネット × × × × × × × × 住信SBIネット × 住信SBIネット
セブン × × × × セブン × × × × × × × × セブン × × × セブン
イオン × × × × × × × イオン × × × × × × × × イオン × × イオン
近畿大阪 × × × × × × 近畿大阪 × × × × × × × × 近畿大阪 × × × 近畿大阪
銀行/証券 SBI みずほ証券 日興 マネックス 岡三 岡三オンライン 野村 岩井コスモ 銀行/証券 大和 いちよし 東海東京 カブコム 三菱UFJモルガン アイザワ 東洋 丸三 銀行/証券 むさし HS 楽天証券 松井 ライブ GMOクリック証券 立花 DMM 銀行/証券
スルガ × × × × × スルガ × × × × × × × × スルガ × × × × × × スルガ
じぶん銀行 × × × × × × × × じぶん銀行 × × × × × × × じぶん銀行 × × × × × × じぶん銀行
ソニー × × × × × × × ソニー × × × × × × × × ソニー × × × × × × × ソニー
京都 × × × × × × × × 京都 × × × × × × × × 京都 × × × × × × 京都
福岡 × × × × × × × × 福岡 × × × × × × × × 福岡 × × × × × × × 福岡
GMOあおぞらネット × × × × × × × × GMOあおぞらネット × × × × × × × × GMOあおぞらネット × × × × × × × GMOあおぞらネット

三菱UFJ銀行の次に即時入金サービスの提携数が多いのは「三井住友銀行」と「ゆうちょ銀行」です。その次に多いのが「みずほ銀行」と「ジャパンネット銀行」です。

これら4つの銀行でもそこまで不便さは感じないと思いますが、やはり幅広く対応している三菱UFJ銀行を利用するのが得策でしょう。特に主幹事・幹事実績が豊富な三菱UFJモルガン・スタンレー証券では即時入金サービスを利用できるのが「三菱UFJ銀行だけ」となっていますからね。

ちなみに、三菱UFJモルガン・スタンレー証券へ通常の銀行振込で資金移動する場合、電話連絡をすれば手数料がキャッシュバックされます。

なお、上記一覧表に記載されていない地銀や信用金庫などは、基本的に即時入金サービスの提携を行っていません。そのため、特にそれらの金融機関をメインバンクとして利用している人は、三菱UFJ銀行の口座を開設するようにしましょう。

ネット銀行を持っておくとサービスの穴を補完できる

上記一覧表でも分かるように、「岡三証券」「いちよし証券」及び「アイザワ証券」では即時入金サービスそのものがありません。三菱UFJ銀行の口座を開設しても、こればかりはどうする事も出来ません。

補足情報
3つの証券会社へ資金移動する場合は基本的に銀行振込となります(岡三証券では証券カードによる入金(手数料無料)も可能)。その際の手数料は、岡三証券が電話連絡をすれば無料(経験上連絡しなくても無料)、いちよし証券及びアイザワ証券が有料となっています。

また、即時入金サービスがある証券会社でも提携している銀行の数が少ない所もあります。三菱UFJ銀行を利用すれば問題ありませんが、それ以外の銀行を利用する場合には不便さを感じる場面が多々出てくるでしょう。

こうした即時入金サービスの穴を補完するために「ネット銀行」の口座を持っておくのも1つの手です。ネット銀行では、回数限定で振込手数料を無料としているので手数料面で非常に助かります。

「三菱UFJ銀行+ネット銀行」又は「メインバンク+ネット銀行」のツープラトン体制を整えておけば、資金移動で困る事はほぼ無くなるでしょう。なお、以下に主なネット銀行と振込手数料の無料回数を載せておくので参考にしてください。

ネット銀行振込手数料無料回数
GMOあおぞらネット銀行無条件で月1回
条件付最大月15回
ソニー銀行無条件で月1回
条件付最大月11回
新生銀行無条件で月1回
条件付最大月10回
住信SBIネット銀行無条件で月1回
条件付最大月15回
じぶん銀行条件付最大月15回
ジャパンネット銀行条件付最大月5回
イオン銀行条件付最大月5回
楽天銀行条件付最大月3回
なお、手数料無料が最大回数となる条件をクリアできるなら、即時入金サービスに幅広く対応している「ジャパンネット銀行」又は「住信SBIネット銀行」をIPO投資のメインバンクにするのもアリですね。即時反映という点では三菱UFJ銀行に負けますが・・・。

IPOの銀行選びにおいて出金の事はあまり気にする必要はない

ここまで「銀行口座から証券口座への入金」だけを考慮して、IPO投資にオススメの銀行を紹介してきました。そのため、読者の中には「証券口座から銀行口座への出金」の事を考慮しなくても良いの?と思った人もいるかもしれません。

たしかに、IPO投資では「銀行口座から証券口座への入金」と「証券口座から銀行口座への出金」を繰り返し行うことになります。そのため、資金移動にベストな銀行を選ぶなら出金の事も考慮するべきと思うのは当然です。

しかし、資金移動にベストな銀行を選ぶのに”出金”はさほど重要ではないのです。その理由について出金時の「手数料」と「反映時間」に分けて順番に説明していきますね。

出金時の手数料は基本的に無料

まず、手数料についてですが、一部の証券会社を除き、振込先の銀行口座に関係なく無料となっています。そのため、どこの銀行を振込先に指定したとしても手数料面で差は生まれません。

ただし、カブドットコム証券及びいちよし証券でIPO投資をする人は注意が必要です。さきほどの”一部の証券会社”はこの2社の事を指しています。これらの証券会社では、出金時の手数料が無料となるのは一部の金融機関に限られているからです。

【カブドットコム証券】出金時の手数料が無料となる銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 池田泉州銀行
  • じぶん銀行
  • イオン銀行
  • 中京銀行

カブドットコム証券では、これら以外の金融機関への出金は有料(手数料:108円)となっています。

【いちよし証券】出金時の手数料が無料となる銀行
  • ゆうちょ銀行総合口座(記号5桁・番号8桁による登録)
  • 三菱UFJ銀行 日本橋中央支店
  • 三井住友銀行 東京中央支店
  • りそな銀行 日本橋支店

いちよし証券では、これら以外の金融機関への出金が有料(手数料:108円or216円)となっています。いちよし証券は支店まで限定していますからね・・・なかなか厳しいです。

出金時の手数料が銀行選びに影響を与える事は無いと結論付けていますが、上記2社の事を考えると、やはり三菱UFJ銀行を選択するのがベストとなりますね。特に日本橋中央支店で口座を開設できる人はベストオブベストな銀行選びとなるでしょう。

ちなみに、銀行口座開設時の支店選びは、基本的に自宅又は職場の最寄りの支店から選ぶ事になります。

出金の反映時間は基本的に銀行と関係なし~即時出金は限定的~

次に、証券口座から銀行口座への出金が反映される時間についてですが、基本的に振込先として指定した銀行と関係なく、いつまでの出金指示なら当日中や翌営業日中に反映といった決まりになっています。

「15時や15時30分までの出金指示で翌営業日中に反映」としている証券会社が多いです。

そのため、多くの証券会社で出金の反映時間が早くなるような銀行はありません

ただし、ゆうちょ銀行を利用しようと考えている人は注意が必要です。なぜなら、いくつかの証券会社では出金の反映時間が1日遅くなるからです。たとえば、その他の銀行なら翌営業日の反映となっていても、ゆうちょ銀行だけは翌々営業日の反映となったりします。

幹事実績の豊富なSMBC日興証券やみずほ証券などがこうした取扱をしているので、ゆうちょ銀行をIPO投資専用の口座として利用するのはあまりオススメしません。

IPOが集中する時期だと、資金移動が間に合わず、抽選に参加できない事も起こり得ます。たかが1日、されど1日です。ゆうちょ銀行以外の口座を利用するようにしましょう。

また、証券会社の中には即時出金サービスを導入している会社がありますが、大和証券を除き、利用できるシーンはかなり限定されています。

■即時出金サービスを導入している証券会社及び利用できる銀行

証券会社即時出金を利用可能な銀行
SMBC日興証券 *1三井住友銀行のみ
楽天証券 *2楽天銀行のみ
GMOクリック証券GMOあおぞらネット銀行のみ
カブドットコム証券三菱UFJ銀行・じぶん銀行 他3行
大和証券 *3三菱UFJ銀行・三井住友銀行 他多数
松井証券 *4ゆうちょ銀行以外
*1 バンク&トレードの申込手続きが必要
*2 マネーブリッジの申込手続きが必要
*3 大和ネクスト銀行の口座開設が必要
*4 1回当たり324円の手数料が発生(ちなみに松井証券以外は無料)

このように、同じグループ企業内の証券会社・銀行間で利用できるサービスとなっている場合が多いです。そのため、多くの証券会社で即時出金サービスを利用できる銀行は無いんですね。


資金移動の復路にあたる出金時の「手数料」と「反映時間」について見てきましたが、特定の銀行を選んだからといって得をするという事は基本的にありません。

そのため、入金時の事を中心に考えて、IPO投資専用の銀行口座を選ぶようにしましょう。

まとめ~資金移動を無料かつスムーズに行うなら三菱UFJ銀行がオススメ~

IPO投資にオススメの銀行は「三菱UFJ銀行」です。証券会社の即時入金サービスに最も幅広く対応しているので、証券口座・銀行口座間の資金移動を無料かつスムーズに行う事ができます。

IPO投資用の銀行を探しているなら、三菱UFJ銀行を選んでおいて間違いないでしょう。

なお、記事中で紹介したように、即時入金サービスを採用しておらず、入金に手数料がかかる証券会社もあります。こうした証券会社への入金に対応するために、ネット銀行も利用するようにしてくださいね。ジャパンネット銀行住信SBIネット銀行が即時入金サービスにも幅広く対応しているのでオススメです。

システム障害や通信障害のリスクをヘッジするためにも、「三菱UFJ銀行」+「ネット銀行」のツープラトン体制を整えておきましょう。

なお、実際に資金移動を行う際には、各証券会社の入金タイミング資金拘束タイミングなどの資金ルールを把握しておく必要があります。手数料無料でスムーズに資金移動ができる三菱UFJ銀行の口座を開設しても、いつ・どの証券会社へ資金移動をし、またその資金をいつ・どの証券会社へ移動させるべきなのか、こうした事が分かっていないと意味がありませんからね。

以下に資金ルール関連の記事を載せておくので、参考にしてください。

IPOの入金はいつまでにするべき?証券会社毎のタイミングまとめ

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【資金拘束のタイミング一覧表】同一資金で複数のIPOに申し込める証券会社もチェック!

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