【立花証券】IPOルールを解説~幹事実績は少ないけどチェックしておこう~

立花証券のIPOルール

幹事実績の少ない立花証券。そのため、IPO投資においてはそこまで重要度は高くありません。しかしながら、IPOを全く取り扱っていない、というわけでもありません。なので、来るべき時に備えて、立花証券のIPOルールはチェックしておいた方が良いでしょう。

そこで今回は、立花証券のIPO取引ルール(抽選方法・資金関係)や幹事実績、手数料などを余す事無く紹介していきたいと思います。

なお、以下に立花証券のIPOルールなどをまとめていますので、ササッとポイントだけ押さえたいという人は利用してくださいね。

証券会社 立花証券
抽選配分 10% 抽選時資金 必要
抽選方法 完全平等抽選 入金時期 抽選時まで
ペナルティ なし 資金拘束 当選時
抽選結果 当選・補欠・落選 同一資金 可能
発表時間 翌営業日まで 口座開設数 不明
主幹事実績 2016年 2017年 2018年
0件 0件 0件
幹事実績 1件 0件 0件
売買手数料
(1注文毎)
10万円 20万円 30万円
100円 150円 225円
40万円 50万円 100万円
300円 325円 575円
即時入金 三菱UFJ銀行・三井住友銀行 他3行
NISAでIPO NISA口座のみ可能
コメント 幹事実績が少ないので重要度は低い。口座管理料はかからないので持っておいても損はない。
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立花証券のIPOルール

では、さっそく立花証券のIPO取引ルールについて見ていきましょう。抽選編と資金編に分けて紹介していくので、それぞれチェックしてくださいね。

なお、当記事で紹介している内容は、2018年12月3日時点で立花証券が公開している情報等を基に作成してます。

抽選編

まずは立花証券の「抽選ルール」から見ていきます。

抽選配分は10%

個人投資家へ抽選によって配分する割合「抽選配分」については、立花証券が公表している「配分に関する基本方針」に記載されていませんが、問い合わせたところ「10%以上」という回答を得ました。

10%”以上”となっているように、銘柄によって変動する可能性はありますが、基本的に10%と考えておいて問題ないでしょう。

抽選方法は完全平等抽選を採用

立花証券では、抽選方法として「完全平等抽選」が採用されています。

完全平等抽選の概要
  • コンピューターによる無作為抽選
  • 抽選参加者単位での抽選

具体的にいうと、コンピューターを用いて乱数を抽選参加者毎に生成して割り当てます。そして、その番号が小さい順から当選者が決定していきます。

つまり、人為的な操作が介入せず、預けている資産や申込株数によって当選確率が変動する事もない平等な抽選が行われます。

当選するのは1単元~申込株数も100株でOK~

ブックビルディングの申込株数に上限は設けられておらず、複数単元の申込を行う事ができます。ただし、当選数量は1単元(100株)までとなっています。

お客様の配分の申込み数量にかかわらず、当選者一人当たり原則一単位の配分とさせていただきます。

(引用:立花証券「募集等に係る株券等の配分に係る基本方針」

当選するのは1単元となっており、また申込株数が当選確率に影響しないので、ブックビルディングでの申込株数は100株でOKです。

なお、抽選配分数より抽選申込者数が少ない場合は、複数単元の配分が行われます。

抽選結果は当選・補欠・落選の3パターン

立花証券では、抽選結果の表示内容は以下の3パターンです。

抽選結果の表示内容
  • 当選
  • 補欠
  • 落選

当選後は、募集期間中(購入申込期間中)に購入申込を行います。購入申込を行わないと当選辞退扱いになるので忘れずに行ってください。

また、当選辞退者が出た場合に、補欠申込をした人の中から繰上当選者が決定します。繰上当選を狙う場合は、補欠申込を行いましょう。

なお、抽選は公開価格決定日の夕方に行われ、抽選結果は遅くても公開価格決定日の翌営業日には発表されます。

IPOに補欠当選した時の判断ポイント!~繰上当選を狙うべきか購入申込を辞退すべきか~

2018.10.10

当選辞退に対するペナルティなし

証券会社の中には当選後の辞退に対して「申込中のブックビルディグを全て無効にする」などのペナルティを課すところがありますが、立花証券にはそうしたペナルティが一切ありません

当選後に公募割れしそうだからキャンセルしたい場合などには、ペナルティを気にせず当選辞退する事ができます。

なお、購入申込の手続きは、購入するにしても辞退するにしても1回しか行なえません。手続き後の訂正・取消はできないので注意してください。

資金編

では、続いて立花証券の資金ルールについて見ていきましょう。

入金のタイミングは抽選時まで

立花証券の入金タイミングは「抽選時まで」です。口座に資金がなくてもブックビルディングへの申込は可能ですが、抽選が行われるまでに入金しておく必要があります。

抽選が行われるのは価格決定日の夕方頃なので、余裕をもって同日午前中には入金しておくようにしましょう。なお、入金が間に合わなければ抽選対象外となるので注意してくださいね。

資金拘束を受けるタイミングは当選時

立花証券の資金拘束を受けるタイミングは「当選時」です。補欠当選の場合も同様に資金拘束を受けます。

なお、補欠当選者の資金拘束から開放されるタイミングは「購入申込期間最終日の18時」です。ただし、辞退をすれば即時開放されます。補欠申込を行わない場合は忘れずに辞退の手続きを行いましょう。

同一資金での複数銘柄への申込可能!~ただし同一日抽選は不可~

立花証券では、複数の銘柄のブックビルディング期間が重なっていても同一資金で複数銘柄の抽選を受ける事ができます

事例
A銘柄(必要資金20万円)とB銘柄(必要資金30万円)の銘柄があった場合、B銘柄の申込に必要な30万円を口座に入金すれば、その資金でA銘柄・B銘柄の両方に申込ができます(50万円を入金する必要はありません)。

このように必要資金が最大である銘柄の資金だけ入金しておけば、その他の銘柄の抽選も受けられるので資金効率をUPさせる事ができます。

ただし、同一日抽選の複数銘柄に対しては、同一資金での申込はできません。この場合には同一日抽選となる各銘柄の必要資金の合計額を入金する必要があります。

仮に同一資金で申込をした場合は、公開価格が高い順に抽選が行われます。さきほどの事例でいうと、B銘柄が抽選対象となり、A銘柄が抽選対象外となります。

立花証券のIPO主幹事・幹事実績

続いて、立花証券のIPO取り扱い件数について見てみましょう。

2016年~2018年における主幹事・幹事実績がこちらです。

 2016年2017年2018年 *
主幹事実績0件0件0件
幹事実績1件0件0件
IPO全体件数83件90件64件
* 2018年の実績は、10月12日に上場したイーソル株式会社までを計上しています。なお、幹事実績には主幹事実績の件数も含まれています。

見ての通りIPOの取扱件数は少ないです。2015年以前のデータを調査しても、年に1件幹事を務めるか務めないか、そんな状況がずっと続いています。

こうした事から、立花証券はそこまでIPOに力を入れていないという事が伺えます。

実績の少なさからすると口座を開設する必要性はあまりありませんが、「少ない抽選機会も逃したくない」と思う人は口座を開設しておいても良いかもしれませんね。

立花証券の手数料

続いて、立花証券の「売買手数料」と「入出金手数料」について紹介していきます。

なお、口座開設手数料・口座維持費はかかりません。

売買手数料

立花証券では、現物株式取引の売買手数料プランとして「現物個別コース」と「現物定額コース」の2つのプランが用意されています。

手数料プランの内容
  • 現物個別コース:1注文の約定金額に対して手数料が発生
  • 現物定額コース:1日の約定金額の合計額に対して手数料が発生

手数料体系は以下の通りです(2018年12月時点、税抜、立花証券ネットトレード「ストックハウス」の場合)。

■現物個別コース

約定金額売買手数料
10万円まで100円
20万円まで150円
30万円まで225円
40万円まで300円
50万円まで325円
100万円まで575円
150万円まで775円
150万円超1,100円

■現物定額コース

1日の約定金額合計売買手数料
20万円まで200円
30万円まで300円
50万円まで500円
100万円まで900円
200万円まで1,600円
300万円まで2,400円
400万円まで2,800円
500万円まで3,000円
100万円増加毎に800円加算

手数料は比較的安めの設定になっています。ちなみに、手数料コースは選択制となっており、取引回数の少ないIPO投資で利用するなら「現物個別コース」を選択すると良いでしょう。

なお、立花証券では新規口座開設者に対して、口座開設完了日の翌営業日から60営業日の間、現物取引手数料が無料になるキャンペーンを行っています。キャンペーン開催期間は2019年3月29日までです。

立花証券「ストックハウス」の口座開設

入出金手数料

次に紹介するのは入出金時の振込手数料についてです。

まずは立花証券の口座へ入金する際の「入金方法」と「それぞれの振込手数料」及び「入金が反映される時間」について見ていきます。

入金方法手数料反映時間
リアルタイム入金サービス無料即時
銀行振込負担15分~20分

2つの入金方法のうちオススメの方法は「リアルタイム入金サービス」です。手数料無料、かつ入金が口座に即時反映されますからね。

このリアルタイム入金サービスに対応している金融機関がこちらです(各金融機関でネットバンキングの契約が必要)。

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • ジャパンネット銀行
  • ゆうちょ銀行

上記の金融機関の口座を持っていなくても、お手持ちの銀行口座から銀行振込で入金できますが、振込手数料を負担する事になってしまいます。そのため、IPO投資用に即時入金サービスが利用できる銀行口座を開設しておく事をオススメします。


では、立花証券の口座から出金する方法について紹介します。

出金する方法は1つで、オンライントレード画面から出金依頼を行います。手数料は無料です。出金が反映される時間は以下の通りです。

  • 14時まで:翌営業日午前
  • 14時以降:翌々営業日午前

即時出金サービスはありませんので、上記の反映時間を考慮して口座からの出金を行うようにしてくださいね。

IPO抽選に申し込めるのはNISA口座のみ~ジュニアNISAは不可~

立花証券では、NISA口座及びジュニアNISA口座の開設ができますが、IPO抽選に参加できるのはNISA口座のみとなっています。

立花証券のオンライントレード「ネットストック」では、ジュニアNISAの取扱が無いためです。

立花証券のIPOルールまとめ

今回は立花証券のIPOルールなどについて紹介しました。

幹事実績が極めて少ないため、現状、IPO投資をする上で必要性をそこまで感じない証券会社です。ただIPOを全く取り扱わないわけではないので、少ない抽選機会もモノにしていきたい人はチェックしておきましょう。

最後に立花証券のIPOルールの特徴点をまとめておくのでチェックしておいてくださいね。

立花証券のIPOルールの特徴点
  • 抽選配分10%
  • 抽選方法は完全平等抽選を採用
  • 当選辞退に対するペナルティなし
  • 入金タイミングは「抽選時まで」・資金拘束タイミングは当選時
  • 同一資金での複数銘柄への申込が可能~同一日抽選は不可~