【三菱UFJモルガン・スタンレー証券】IPOルールを解説~抽選編・資金編に分けて紹介~

三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPOルール

IPOの取扱件数が豊富な三菱UFJモルガン・スタンレー証券。IPO投資をするなら口座を開設しておきたい証券会社の1つです。

そこで今回は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO取引ルール(抽選方法・資金関係)や幹事実績、手数料などを余す事無く紹介していきたいと思います。

なお、以下に三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPOルールなどをまとめていますので、ササッとポイントだけ押さえたいという人は利用してくださいね。

証券会社 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
抽選配分 10% 抽選時資金 必要
抽選方法 完全平等抽選 入金時期 BB時
ペナルティ 有り 資金拘束 抽選実施時
抽選結果 当初当選・次点 同一資金 不可
発表時間 夕方頃 口座開設数 不明
主幹事実績 2016年 2017年 2018年
3件 6件 5件
幹事実績 20件 29件 15件
売買手数料
(1注文毎)
10万円 20万円 30万円
1,500円 1,500円 1,500円
40万円 50万円 100万円
1,560円 1,950円 3,330円
即時入金 三菱UFJ銀行のみ
NISAでIPO NISA口座のみ可能
コメント 大型IPOでの主幹事実績多数。幹事実績も豊富なので持っておきたい証券会社の1つ。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券で今すぐIPO投資を始めたい人へ
三菱UFJモルガン・スタンレー証券でIPO投資を始めるにはまず口座開設が必要です。口座開設手続き自体は5分程度で完了します。口座開設ページへのリンクを以下に用意しているのでご利用ください。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPOルール

では、さっそく三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO取引ルールについて見ていきましょう。抽選編と資金編に分けて紹介していくので、それぞれチェックしてくださいね。

なお、当記事で紹介している内容は、2018年11月20日時点で三菱UFJモルガン・スタンレー証券が公開している情報等を基に作成してます。

抽選編

まずは三菱UFJモルガン・スタンレー証券の「抽選ルール」から見ていきます。

抽選配分10%

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の抽選配分は10%です。

たとえば、個人投資家へ配分する株数が10万株のIPO銘柄の場合だと、そのうちの10%である1万株が抽選の対象となります。

10%という数値は低い設定ですが、店舗型の証券会社のほとんどが同じ設定となっています。そのため、三菱UFJモルガン・スタンレー証券だけが抽選配分をとりわけ低く設定しているわけではありません。

なお、ネット証券のほとんどが抽選配分を100%としています。さきほどの事例だと、10万株全てが抽選対象となります。以下の記事でネット証券を比較しているので、抽選配分が高い証券会社を探している人は参考にしてください。

IPOにおすすめのネット証券ランキング~幹事実績・抽選方法などを徹底比較~

2018.10.24

抽選方法は完全平等抽選を採用

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、完全平等抽選によってIPOの配分が行われています。

抽選にあたっては、購入概算代金の残高を確認できるお申込に対して、機械的に無作為に番号(乱数)を付し、番号順に当選者および補欠当選者を決定いたします。

(引用:三菱UFJモルガン・スタンレー証券「募集等に係る株券等のお客さまへの配分に関する基本方針」

そのため、三菱UFJモルガン・スタンレー証券に預けている資産や過去の取引履歴に関係なく、申込者全員が同じ当選確率にて抽選を受ける事ができます。また、申込者単位での抽選となるので、申込株数が当選確率に影響を与える事もありません。

当選するのは1単元~申込株数も100株でOK~

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、原則、当選する株数を最低単元(100株)と定めています。そのため、複数単元が当選する事はありません

幅広いお客さまへの配分が行われるよう当該抽選による当選数量は原則、最低単元株数としております。

(引用:三菱UFJモルガン・スタンレー証券「募集等に係る株券等のお客さまへの配分に関する基本方針」

また、複数単元の当選が無い上、申込者単位での抽選が行われる(申込株数が当選確率に影響しない)ので、申込株数を複数単元にする必要はありません。そのため、申込株数は100株で良いでしょう。

抽選結果は当初当選と次点の2パターン~落選はなし~

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、抽選結果の表示内容が以下の2パターンとなっています。

抽選結果の表示内容
  • 当初当選
  • 次点
当選した旨を知らせるメールサービスがあるので、購入申込忘れを防ぐために登録しておきましょう。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、抽選結果に「落選」が無く、当選者以外は全員「次点」(補欠当選の事)扱いとなります。

繰上抽選に参加する権利が次点者全員にあるので、三菱UFJモルガン・スタンレー証券で繰上当選する可能性はかなり低いでしょう。

当選辞退によるペナルティ有り

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、当選辞退をした当選者に対して以下のようなペナルティが課されます。

ペナルティの内容
  • IPO申込不可【1ヶ月間】
  • 現在行っているすべてのIPO申込(抽選前の銘柄)が取消となる

購入申込を忘れてしまった場合も同様にペナルティを受けるので、忘れずに購入申込を行うようにしてください。なお、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の購入申込期間は、1日~2日間という短い設定になっているので注意してくださいね。

ちなみに、次点者が購入辞退をしてもペナルティの対象とはなりません。

資金編

では、続いて三菱UFJモルガン・スタンレー証券の資金ルールについて見ていきましょう。

入金のタイミングは抽選申込時

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の入金タイミングは抽選申込時です。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、申込価格の選択が無いので、入金額は「仮条件の上限×申込株数」となります。

なお、ブックビルディングの最終日は11時が申込期限となっているので注意してくださいね。

資金拘束を受けるタイミングは抽選日

資金拘束を受けるタイミングは「抽選日(深夜0時)」です。

なお、次点となった時点で拘束されていた資金は解放されます。

同一資金での複数銘柄への申込不可

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、同一資金で複数銘柄の抽選に申し込む事はできません。資金拘束のルール上は、同一抽選日でなければ出来るはずなのですが、システム上不可能となっています。

そのため、抽選申込期間が被っている複数銘柄へ申し込む場合は、それぞれで必要な資金の合計を入金する必要があります。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の主幹事・幹事実績

続いて、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO取り扱い件数について見てみましょう。

2016年~2018年における主幹事・幹事実績がこちらです。

 2016年2017年2018年 *
主幹事実績3件6件5件
幹事実績20件29件15件
IPO全体件数83件90件64件
* 2018年の幹事実績は、10月12日に上場したイーソル株式会社までを計上しています。なお、幹事実績には主幹事実績の件数も含まれています。

毎年5件前後の主幹事を務め、幹事関与率も20%~30%となっており、多くのIPO銘柄を取り扱っています。

主幹事・幹事実績が豊富な証券会社なので、IPO投資をする上では欠かせない存在と言えるでしょう。

なお、同グループ会社の「カブドットコム証券」へ取り扱うIPO銘柄の販売を委託するケースが多いです。IPOの取扱が決まった際には、カブドットコム証券も併せてチェックするようにしましょう。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の手数料

続いて、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の「売買手数料」と「入出金手数料」について紹介していきます。

なお、口座開設手数料・口座維持費はかかりません

売買手数料

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、現物株式取引の売買手数料プランとして1約定毎に手数料が発生するプランが用意されています。

手数料体系は以下の通りです(2018年11月時点、税抜、ダイレクト取引コースかつオンライントレードの場合)。

約定金額売買手数料
2,500円まで60%
38.5万円まで1,500円
50万円まで0.39%
100万円まで0.276%+570円
500万円まで0.237%+960円
1,000万円まで0.189%+3,360円
3,000万円まで0.156%+6,660円
5,000万円まで0.06%+35,460円
5,000万円超0.015%+57,960円
約定金額に対して、該当する売買手数料欄の割合を乗じ、固定加算額があれば加算する事によって売買手数料が計算されます。たとえば、約定金額が80万円の場合、売買手数料は80万円×0.276%+570円=2,778円となります。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の手数料は高いです。手数料が安いネット証券と比較すると、数倍の差が出ます。

IPO投資にかかる売買手数料~証券会社の比較一覧表~

2018.10.11

ただIPO投資に限って言えば、当選する事が最重要課題なので、売買手数料の事はあまり気にする必要はありません。売買手数料が高いからといって、三菱UFJモルガン・スタンレー証券からIPOに申し込まないというのはナンセンスという事です。

一方、IPO以外の国内株式取引も行う人は、手数料の事を気にするべきでしょう。高い手数料を払い続けるのは勿体ないですからね。

なお、IPOを購入する時の手数料は無料です。

入出金手数料

次に紹介するのは入出金時の振込手数料についてです。

まずは三菱UFJモルガン・スタンレー証券の口座への入金方法から見ていきます。入金方法は以下の3つです。

  • 銀行振込
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券カードで入金
  • カンタン振替

銀行振込
口座開設時に振込専用口座が開設され、その口座へネットバンクやATMから入金します(口座番号は口座開設のお知らせと共に送付されます)。

手数料は無料です。ただし、入金時にはかかった振込手数料が入金額から差し引かれます。三菱UFJモルガン・スタンレー証券に連絡を入れると、差し引かれた手数料分が充当されます。連絡する際に「入金額」や「振込手数料」などについて聞かれるので、メモしておきましょう。

なお、入金時には入金額から手数料が差し引かれるので、手数料分を上乗せした金額を入金する事をオススメします。

入金の反映時間は数分から数十分です。即時反映ではないので、時間に余裕を持って入金手続きを行いましょう。

平日夜間や土日・祝日の入金は、翌営業日扱いになります。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券カードで入金
三菱UFJモルガン・スタンレー証券カードを利用して、対応している金融機関のATMから入金する方法です。対応しているATMは以下のとおりです。

  • 三菱UFJ銀行ATM
  • ゆうちょ銀行ATM
  • 三井住友銀行ATM
  • セブン銀行ATM

振込手数料は無料で、振込とほぼ同時に入金が反映されます。

カンタン振替
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のオンライントレード画面から入金を行う方法です。カンタン振替の申し込み手続きが必要です(費用は発生しません)。

手数料は無料で、リアルタイムに口座へ入金が反映されます。

ただし、カンタン振替を利用できる金融機関は三菱UFJ銀行のみです。


では、続いて三菱UFJモルガン・スタンレー証券の口座からの出金方法について見ていきます。出金方法は以下のとおりです。

  • オンライントレード画面からの出金
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券カードでの出金

オンライントレード画面からの出金
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のオンライントレード画面から出金を行う方法です。振込手数料は無料です。

出金が反映される時間は以下の通りです。

金融機関手続きの時間反映時期
ゆうちょ銀行6:00~20:55翌営業日午後
上記以外6:00~11:00当日午後
11:00~17:00翌営業日午前
17:00~20:55翌営業日午後

三菱UFJモルガン・スタンレー証券カードでの出金
三菱UFJモルガン・スタンレー証券カードを利用して、金融機関のATMから出金する方法です。基本的にどの金融機関のATMでも利用可能です。

振込手数料は無料です。

なお、1日当たりの出金額は最大200万円まで設定できます。

NISA口座でのみIPO投資が可能

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、NISA口座及びジュニアNISA口座を開設できますが、IPOの抽選に参加できるのはNISA口座のみとなっています。

なお、実際は購入申込の段階でNISA口座を選択する事になります。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPOルールまとめ

今回は三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPOルール等について紹介しました。

主幹事・幹事をコンスタントに務める証券会社なので、IPO投資においては欠かせない存在となります。また、ソフトバンクやメルカリ、LINEなど、有名な銘柄で主幹事を務める事も多いです。

抽選にスムーズに申し込めるように、抽選方法や資金ルールなどはしっかりと把握しておきましょう。

最後に三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPOルールの特徴点をまとめておくのでチェックしておいてくださいね。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPOルールの特徴
  • 抽選配分10%
  • 通線方法は完全平等抽選
  • 入金時期は抽選申込時・資金拘束時期は抽選日
  • 同一資金での抽選申込は不可
  • 当選辞退に対するペナルティ有り