【東洋証券のIPO】取引ルールを解説!~主幹事の時だけネットから申込可能~

東洋証券のIPOルール

東洋証券のIPOルールをしっかり把握できていますか?IPOに申し込む機会が少ないので忘れてしてしまっている人も多いでしょう。

そこで今回は、東洋証券のIPO取引ルール(抽選方法・資金関係)や幹事実績、手数料などを余す事無く紹介していきたいと思います。

なお、以下に東洋証券のIPOルールなどをまとめていますので、ササッとポイントだけ押さえたいという人は利用してくださいね。

証券会社 東洋証券
抽選配分 10% 抽選時資金 必要
抽選方法 完全平等抽選 入金時期 抽選申込時
ペナルティ あり 資金拘束 抽選申込時
抽選結果 当選・補欠 同一資金 不可
発表時間 翌営業日までに 口座開設数 20万
主幹事実績 2016年 2017年 2018年
0件 1件 0件
幹事実績 19件 16件 14件
売買手数料
(1注文毎)
10万円 20万円 30万円
800円 800円 800円
40万円 50万円 100万円
800円 800円 800円
即時入金 三菱UFJ銀行・三井住友銀行・ゆうちょ銀行
NISAでIPO NISA口座のみ可能
コメント 主幹事の時だけネット申込が可能。口座開設数が少ないので当選チャンスあり。
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東洋証券のIPOルール

では、さっそく東洋証券のIPO取引ルールについて見ていきましょう。抽選編と資金編に分けて紹介していくので、それぞれチェックしてくださいね。

なお、当記事で紹介している内容は、2018年12月14日時点で東洋証券が公開している情報等を基に作成してます。

抽選編

まずは東洋証券の「抽選ルール」から見ていきます。

抽選配分は10%

東洋証券では、抽選配分を個人への配分予定数量の10%と定めています。

抽選にあたっては、需要申告したお客さまに番号(乱数)を付し、その番号を対象に個人のお客さまへ配分予定数量の10%分の抽選を行います。

(引用:東洋証券「募集等に係る株券等の顧客への配分に係る基本方針」

抽選配分10%というのは、たとえば、個人への配分予定数量が2万株のIPO銘柄の場合にそのうちの10%である2,000株を抽選によって配分する事を意味します。

残りの90%は抽選によらない配分、いわゆる裁量配分によって配分されます。

抽選方法は完全平等抽選を採用

東洋証券が採用している抽選方法は、さきほどの抽選配分の引用文にあるように「完全平等抽選」が採用されています。

完全平等抽選では、申込者単位で抽選が行われるので、取引実績や申込株数などによって当選確率が変動する事はありません。参加者全員が同一の条件下で抽選を受けられます。

ちなみに、数年前までは申込単元単位での抽選も行われていました。豊富な投資資金が有る人に有利なルールだったのですが、現在は廃止されています。なお、SBI証券と楽天証券ではこのリッチな人が有利になるルールが採用されています。

資金に物を言わせてIPO当選を勝ち取りたい人は2社のルールもチェックしてみてくださいね。

【SBI証券】IPOルール(抽選方法・資金)を解説~当たらない人は要チェック~

2018.11.16

【楽天証券】IPO取引ルール(抽選方法)を解説~後期型を活かして資金効率UP~

2018.11.10

当選するのは1単元~申込株数も100株でOK~

東洋証券では、抽選において当選する数量は1単元までとなっています。複数単元が当選する事はありません。

当選数量は最低単元株数とさせていただきます。

(引用:東洋証券「募集等に係る株券等の顧客への配分に係る基本方針」

そのため、ブックビルディングに申し込む際の申込株数は100株で良いでしょう。複数単元が当選する事はありませんし、多く申し込んでも当選確率は一緒ですからね。

抽選結果は当選と補欠の2パターン~落選はなし~

東洋証券の抽選結果は、以下の2パターンとなっています。

抽選結果の表示内容
  • 当選
  • 補欠当選

このように「落選」が無いので、当選しなかった人全員が補欠当選となります。補欠当選の人は購入申込をすることで繰上抽選を受けられますが、補欠当選者の数が多いので繰上当選するのは少し厳しいと考えられます。

IPOに補欠当選した時の判断ポイント!~繰上当選を狙うべきか購入申込を辞退すべきか~

2018.10.10
なお、抽選結果は抽選日から翌営業日にかけて発表されます。

当選辞退に対するペナルティあり

東洋証券では、当選後の購入辞退に対してペナルティが課されます。その内容は以下の通りです。

  • 抽選結果待ちのIPO銘柄の需要申告が無効になる(既に当選・補欠当選となっている銘柄は無効になりません)
  • 1ヶ月間、IPOの需要申告が出来なくなる

このようなペナルティを受けるので、当選辞退を検討する場合は注意してくださいね。なお、東洋証券以外にも当選辞退に対してペナルティを課す証券会社が数社あります。以下の記事にまとめているのでチェックしておいてくださいね。

注意!IPOのキャンセル(購入辞退)に対してペナルティを課す証券会社一覧

2018.08.05

資金編

では、続いて東洋証券の資金ルールについて見ていきましょう。

入金のタイミングは抽選申込時

入金のタイミングは「抽選申込時」です。IPOの抽選に申し込むにあたって、証券口座に申込相当額(申込価格×申込株数)が入金されている必要があります。

なお、抽選申込期間の最終日は午前9時までの受付となっているので注意してください。時間に余裕をもって、入金手続き及び抽選申込み手続きを行いましょう。

資金拘束を受けるタイミングも抽選申込時

資金拘束を受けるタイミングも「抽選申込時」です。申し込んだ時点から買付余力が減算され、出金やその他のIPOの申込などには利用できなくなります。

なお、抽選の結果、補欠当選となれば一旦拘束が解除されます。そして、補欠申込を行うと再度繰上抽選の結果が出るまで資金拘束を受けます。

同一資金での複数銘柄への申込不可

上記の通り、抽選申込時に資金拘束を受けるので、ブックビルディング期間が重なっている複数の銘柄に同一資金で申し込む事はできません。そのため、複数の銘柄に申し込む場合は、各銘柄に必要な資金の合計額を入金する必要があります。

事例
A銘柄(必要資金20万円)とB銘柄(必要資金30万円)とC銘柄(必要資金40万円)の3つの銘柄に申し込む場合、口座に90万円を入金しないと3つ全ての銘柄に申し込めません。

ただ、次に紹介するように、幹事実績はそこまで多くないので同時に複数の銘柄の幹事になる事はあまり無いと思います。が、こういった資金ルールになっている点は覚えておいてくださいね。

東洋証券のIPO主幹事・幹事実績

続いて、東洋証券のIPO取り扱い件数について見てみましょう。

2016年~2018年における主幹事・幹事実績がこちらです。

 2016年2017年2018年
主幹事実績0件1件0件
幹事実績19件16件14件
IPO全体件数83件90件90件
幹事実績には主幹事実績の件数も含まれています。

主幹事実績はあるものの、ここ最近は2・3年に1件というペースになっています。少ない実績ではありますが、主幹事を務めた際には口座開設数(2018年3月時点:約20万)の少なさも伴って、かなり当選期待度が高まる証券会社です。来るべき時に備えて、口座を開設しておくのもアリですね。

なお、東洋証券の口座開設に要する期間は約2週間です。そのため、IPOの取扱が決定してから開設手続きを行う場合、ブックビルディングに間に合わない恐れがあるので予め開設しておく事をオススメします。

一方、幹事実績は年に10件~20件有り、IPOの取扱自体はそこそこある証券会社と言えます。ただし、東洋証券のインターネット取引「ホームトレード」では、原則、主幹事のみの取扱となっています。そのため、幹事入りしているIPO銘柄にも申し込みたい場合は店頭で口座開設をしましょう。

東洋証券の手数料

続いて、東洋証券の「売買手数料」と「入出金手数料」について紹介していきます。

なお、口座開設手数料・口座維持費はかかりません。

売買手数料

東洋証券では、現物株式取引の売買手数料プランとして「1約定毎に手数料が発生するプラン」が用意されています。

手数料体系は以下の通りです(2018年12月時点、税抜、ホームトレード・取引報告書等電子交付の場合)。

約定金額売買手数料
100万円まで800円
100万円超100万円超部分×0.01%+800円
上限手数料は3,000円。手数料計算例:約定金額130万円の場合、100万円を超えた金額30万円×0.01%+800円=830円となります。

東洋証券では100万円以内の約定金額であれば一律800円という手数料体系になっています。約定金額が10万円でも800円、100万円でも800円という事ですね。少額の取引では割高である事は否めません。

ただIPO投資では当選する事を第一に考えるので、手数料の事をそこまで気にする必要はありません。その他の投資も東洋証券で行うのであれば、それらの取引については他の証券会社の利用を検討した方が良いかもしれませんね。

なお、以下の記事で19の証券会社の手数料を比較しているので参考にしてください。

IPO投資にかかる売買手数料~証券会社の比較一覧表~

2018.10.11

入出金手数料

次に紹介するのは入出金時の振込手数料についてです。

まずは東洋証券の口座へ入金する際の手数料から見ていきます。入金方法は3つあり、それぞれの手数料及び反映時期は以下の通りです。

入金方法手数料反映時間
WEB入金無料即時
銀行振込負担確認次第
東洋カード入金無料即時
WEB入金での当日受付時間は15時までとなっています。15時以降の入金は翌日入金受付となるので注意してください。

オススメの入金方法は「WEB入金」です。手数料無料で、入金が口座に即時反映されるためです。また手続きもネットから簡単に出来ます。

WEB入金に対応している金融機関は以下の通りです(ネットバンキング契約が必要)。

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • ゆうちょ銀行
システム変更に伴って、「みずほ銀行」「楽天銀行」「ジャパンネット銀行」の3行は提携金融機関から外れたようです。

スムーズに入金手続きを行うために、上記いずれかの金融機関を利用するようにしましょう。


続いて、東洋証券の口座から出金する際の手数料について見ていきます。出金方法は2つあり、それぞれの手数料及び反映時間は以下の通りです。

出金方法手数料反映時間
ネット出金無料10:55まで:当日中
それ以降:翌営業日
東洋カード出金無料即時
ゆうちょ銀行へのWEB出金は、15:55までなら翌営業日に振り込まれ、それ以降なら翌々営業日に振り込まれます。
東洋カードが利用できるATMはゆうちょATMかセブン銀行です。

出金する際は、取引画面から行う「WEB出金」が便利です。ネットから簡単に出金指示を出せます。ただ急いで出金したい場合は、東洋カードで利用可能なATMから出金すると良いでしょう。

NISA口座のみIPO投資が可能

東洋証券のインタネット取引「ホームトレード」では、IPO投資が出来るのはNISA口座のみとなっています。ジュニアNISA口座からの申込はできません。

東洋証券のIPOルールまとめ

今回は東洋証券のIPOルールなどを紹介しました。

幹事実績はそこそこありますが、ネットから申込可能なのは主幹事の時だけです。そのため、ネット専用のホームトレード口座を開設している人は、抽選に参加できる機会がほとんどありません。

しかし、主幹事の時には「割当株数の多さ」と「口座開設数の少なさ」から当選に期待が持てます。数少ないチャンスではありますが、そのチャンスを逃さない為に口座は持っておいた方が良いでしょう。

最後に東洋証券のIPOルールの特徴点をまとめておくのでチェックしておいてくださいね。

東洋証券のIPOルールの特徴点
  • 抽選配分10%
  • 抽選方法は完全平等抽選を採用
  • 当選辞退に対するペナルティあり
  • 入金・拘束のタイミングは共に抽選申込時
  • ネット申込が可能なのは主幹事のみ
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